エアコンガス漏れ エアコンが効かない(冷えない)
・症状
エアコンが効かない → エアコンガス補充(冷える) → 約1週間で冷えなくなる
エアコンガス補充して1年~2年間くらい冷えてくれれば、エアコンガス補充で様子を見ますが、今回は1週間で冷えなくなる為に修理です。
・診断
エアコンの各種部品の点検をします。
コンプレッサー正常作動 コンデンサーファン正常作動 エアコンベルト張り良好 マグネットクラッチ正常作動 各部温度(サーミスタ)異状なし 配管損傷なし その他
・現状
エアコンガス 100g~150g補充 エアコン正常作動 冷え良好
ガス漏れ検知器でガス漏れ箇所を特定します。
配管各部分を点検して異状なし。
翌朝、吹き出し口にガス漏れ検知器を差し込んで、エアコン吹き出し風量最小 → エンジンON 検知器ピッピピピピッーーーー (やっぱりいつもの所漏れてると。。。心の声)
・確定
エバポレーターからのエアコンガス漏れ
エバポレーター
家庭用エアコンで言う所の、室内機の熱交換器と言いましょうか。そんな感じの部品です。
自動車のエバポレーター交換は大がかりな作業です。
ダッシュボード取外し
ダッシュボード
ここまででもかなり大変です(汗)取外した配線やボルトなどを忘れないように覚えます。
最近はスマホで画像を撮影しておけば、イラスト書いて覚えておく必要が無いのでありがたいですね。
エアコンユニット取外し
エアコンユニットが取れました! エアコンユニットをばらしていきます。
エバポレーター
右上のシルバーの部品です。手前のシルバーの部品はヒーターコアと言って暖房用の熱交換器です。
ちなみに左側のハムスターがくるくる回る(笑)丸い部品は、扇風機(ブロアファン)です。
エバポレーター 新旧部品
ガス漏れは見た目ではわかりません。ピンホールのような極小さな穴が開いています。
見た目で分かるとしたら、エアコン配管内にはオイルが入っていますので、ガスと一緒にオイルも漏れてきます。
ガス漏れ箇所にはエアコンオイルが付着しています。(上記画像にもオイル汚れの箇所があります)
サーミスタ(温度計)
同時交換部品です。エバポレーター脱着しないと交換できませんので同時交換します。
エキスパンションバルブ
液化したエアコンガスを気化させる部品です。
エアコンフィルター
右が旧部品です。エアコンフィルターは年一回交換した方が良いかもしれませんね。
組付けていきます
エアコンユニットが取外された車内はバラバラですが、だいたい覚えていますので組付けできます。
バラバラにして組み立てていくのほんと楽しいですね。でっかいプラモデルみたいです(笑顔)
遊びじゃないので真剣です。配線間違いとかボルト締め忘れがあってはならなので!
エアコン効きを点検
エアコンの効きを点検します。
吹き出し口温度4度です。9月で外気温も下がっていますが冷蔵庫みたいに冷たい風がでます。
ガス漏れ検知器で点検、各部点検、試運転をして完成です。
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ありがとうございました。感謝
はなまるおーと 下山