【修理】外国車エンジン不調&不始動【ブログ】

当社のスキャンツール診断結果

エンジンがかからない車の入庫です。

G-SCAN(スキャンツール)を使って、車両診断をしました。上記画像

『G-SCAN』についてご説明→ https://hanamaru-auto.com/notes/post-3463

燃焼失火 シリンダーNo※

失火とは、ガソリンに引火していない、爆発していませんと言う事です。

シリンダーとはエンジンのガソリン燃焼室の事で、1台で軽自動車は3部屋、

普通車は4部屋、フェラーリは12部屋あります。

12部屋!軽自動車4台分ですね。

2番3番4番が失火していると判断できます

お客様の聞き取りにより、1年前にそれらしき部品を交換したとの事。

疑いがある部品を外してみました。

下から、1番2番3番4番。。。1番と3番が新しい部品に交換されています。

スキャンツールの診断をもとに、2番と4番が明らかに不具合があります。

右の部品が【イグニッションコイル】左が【スパークプラグ】

星のところで、火花が出てガソリンに引火させます。(下記画像)

右が火花を作る(高電圧)部品で、左が火花を飛ばす部品です。

火花がでる先端画像です。説明は難しいのですが、良くない状態ですね。

新品です。スパークプラグは4本交換します、プラグは全数交換が必須です。

スパークプラグは定期交換部品ですので、悪い状態又は一定距離を走行すると交換になります。

交換部品はイグニッションコイル2本とプラグ4本

交換後、エンジン始動&調子も良くなり快調です。

もう一度、スキャンツールで診断して異常がないか確認して終了です。

イグニッションコイルは、ガソリン車なら装着されています

ガソリン車にお乗りのお客様はエンジン不調を感じられましたら、

この事例の可能性もあります。

診断出来ますので、お気軽にご連絡お願いします(笑顔)


ありがとうございます。感謝。

はなまるおーと 下山