【自作】クランクシール/カムシール【工具】

〔自作SST〕シール外し&バイスプライヤー

20年前、御師匠様から伝授して頂き。ずっと自作工具を使っています。

タイミングベルト交換作業も回数は減ってきましたが、自作工具が無いとシール交換が出来ません。

狭い場所でも使えるので、使い勝手は良いです。(その他の工具(SST)を使ったことありません)

マイナスドライバーを加工

工具(大)工具(小)があります。

(大)では入らない時は、先に(小)で引っ掛かりを付け(大)でシールを抜きます。

自作工具 アップ画像

スズキ 〔F6A〕エンジン

カムシール抜き作業

バイスプライヤーをテコにして、ゆっくり力をかけます。

自作工具の爪が滑らないように、じわーと力をかけて「シールを引っ張ります」

工具(小)で抜けない時は工具(大)にかえます。

どうしてもシールが動かず固い時は、一度シールを叩き込みます。(1ミリでもシール外縁が動けばOK)

シールをエンジン側に打ち込むことにより、シール外縁が動きやすくなり簡単に抜けます!

カムシールが抜けました!

クランクシール

クランクシールは工具(大)からでいけます。

シールによりどちらの工具が良いか変わります。

ゆっくり力をかけます。力を入れたり抜いたり。

シール外側が動けば勝利です!

勝利!

外したシール

クランクシール取付前に!オイル通路をグリグリする

オイルパンまでのオイル通路を針金で清掃します。

オイル通路が詰まっているとオイル漏れしてきます。

シール打ち込み

シール打ち込みは、以前からハンマーとエクステンションバー。

少し時間はかかり、やりにくくもありますが、シールの状態(変形しないか)を確認しながら打ち込めます。

車両によって様々です。

私のやり方ですので。。。

参考になるかも知れませんし、参考にならないかもしれません。

少しでも参考になれば幸いです。

ありがとうございます。 はなまるおーと 下山